人気ブログランキング | 話題のタグを見る

切符の買い方

切符の買い方_d0226702_23344231.jpg切符の買い方

最初に買ったのは国立能楽堂主催公演の切符。ネットで買いました。次に観世会定期能の切符をネットで買って、席が指定できるのに感激。こっちのほうがずーっと進んでいるじゃない、と。多分あれはカンフェティとの提携ですね。
その後あぜくら会員になってからは一日早く購入できるので、国立はもっぱら電話です。国立のチケットセンターの係りの人が見る座席表とネットで見る座席表は一緒ではないので、どちらか一方のみ売り切れという事あり(ネットのほうが席は少なそう)。そして、入金が無いなどの理由でキャンセルとなる席があるのか、直前でも席が出てきたりします(少数ながら出演者が持っている席もあるらしい)。あそこは謎がいっぱい。

個人の公演だと、名前が「事務所」となっていても明らかに購入申し込み先が主催者のご自宅だというケース、多いですよね。大概とても感じのよい応対をしていただけますが、ビジネスアワーがはっきりしないのはかえって買いにくい。まあ、営業時間を書いてしまうとその時間すべて拘束されることになり、家族では応対しきれないということもあるのでしょう。そもそもお弟子さん中心に切符を売るという発想から生まれたシステムなのでしょうが、このインターネット時代、何とかなさったほうがよろしいのでは。昔は「能は初めて」というひとは謡を習っている人などに頼んで切符を買う、というのが普通のルートだったでしょうが、そういうしがらみを嫌ったり、買ったり探したりはインターネットでするもの、と思っている人が多くなるといつかは先細りになる販売方法かと思います。(それに先日宝生流の時の花のところでも書きましたが、ちょっと危険かも。)

カンフェティやぴあではおそらく主催者側の払う手数料の違いと思われますが、席が選べる場合とそうでない場合とがあります。選べないときはネットで買うのはあきらめます。
ネットで買う方法の変わった形として、公演する能役者本人のブログを経由して買ったことがあります。おそらく年間通しのチケットの一枚と思われ、1000円安かった。

習っている人を通して能役者や囃子方から買ったことも何回かあります。結構良い席がぎりぎりになっても手に入るのです。これは習っていないファンにとってはかなりカチンとくることではあります。それと、どうも能役者とそのお弟子さんには事務手続きがルーズな人が多く、書いたものを渡しておいても「正面席でしたっけ?脇正面?」「先生が持ってくるのをお忘れになって…。」みたいなことがあり最後までドキドキするのでなるべくこの方法は避けることにしています。どうやらチケットを売ると関係者は実績となるらしく、彼らを通して買ってほしそうではありますが、だったらもっときちっとしてくれないと。(友人のお父様で退職したビジネスマン、謡を習っているという人に時々お願いします。やはり優秀なビジネスマンだっただけのことはあって、きっちりしていますが、あとの知り合いはちょっと。)

みなさん、お好きな購入方法は何ですか?
by soymedica | 2012-08-15 23:41 | 本・CD・その他 | Comments(0)
<< 第一回能楽祭 清水、善界 ワキから見る能世界 >>