萬斎インセルリアンタワー17

d0226702_14525962.jpg萬斎インセルリアンタワー17
2017年12月13日(水)19時より

解説 野村萬斎

蚊相撲 
大名 野村太一郎、太郎冠者 内藤連、蚊の精 中村修一

瓜盗人
盗人 野村萬斎、 畑主 飯田豪
笛 藤田貴寛


今回が2回目かな、3回目かな?最初の時は驚きました。だって解説と称して「萬斎この1年」みたいな報告があるんですから。
今回もそうだったのですが、「あれ、○月は何してたっけ」と萬斎が言うと見所から教えてあげる人がいたりして、コアなファンの会。
今回は昨年のように「子午線の祀りやります」みたいなビッグニュースはありませんでした。
あれ、どこかで山崎正和の世阿弥やるってニュースを聞いたような…。

蚊相撲を野村家で見るのは初めて。茂山家の大名とは違って野村家の大名は賢くて一回相撲を取ると相手がすぐに蚊だとわかってしまう。蚊帳を吊るか、蚊やりを焚くかなど色々考えます。
大きく違うところは、最後に太郎冠者と大名が二人で相撲を取るところ。
茂山家バージョンも良いけれど、こちらも良いなあ。
ちなみに蚊の精の中村修一は割とスレンダーな人なので、蚊の精にぴったりでございました。


瓜盗人は初めての演目。最初の解説で萬斎が祭りの山のからくりを説明をするのでなぜかな、と思ったらそこが見せ場だったのでした。
瓜がなって案山子を作る畑主。
蔓桶の上にうそふきの面を載せ、笠、水衣を着せます。
作ると、畑主いったん退場。本当に退場するのは狂言としては珍しいですね。
そこに泥棒がやってきて瓜をぬすむばかりか、案山子も壊す。そして退場。
やってきた畑主。怒って、今度はみずからが案山子に化けます。

またやってきた泥棒。瓜を世話になった人にあげたら「もっと欲しい」と言われ、もう一度やってきたのです。
これ、花盗人と同じパターンですね。
そして夜の畑で人間とは知らずに案山子相手に今度の祭に出す山の細工を考え出す、と言うところが見せ場。
面白かった。
またどこかでやらないかな。


セルリアンタワー能楽堂は毎回不愉快なことがあって(今回はクロークに入れてもらえなかったり、最後には1階に荷物をうつしたと言われ1階ではまだ地下が空いていると言われ皆上に行ったり下に行ったりの大騒ぎ)、もうチケット買わないぞ、と思ったのですが、調べてみたらあと2回催しに行くのでした。しまった。

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by soymedica | 2017-12-26 12:38 | 能楽 | Comments(0)
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