子午線の祀り

d0226702_16201914.jpg子午線の祀り
2017年7月21日(金)18時30分より@世田谷パブリックシアター

作 木下順二、演出 野村萬斎、音楽 武満徹

読み手A 野村萬斎、読み手B 若村麻由美
新中納言知盛 野村萬斎、 九郎判官義経 成河、 大臣殿宗盛 河原崎國太郎、 梶原平三景時 今井朋彦、 阿波民部重能 村田雄浩、 影身の内侍 若村麻由美

過去の上演を見た事が無かったし、この機会を逃してはならじと駆けつけました。
数年前に原作を読んだ時には作者の意図がはっきりわからなかったのですが、パンフレットにあるように、「3D化」されてみると、良くわかるし、しみじみ良い話であったのだな、と思えます。4時間近い上演時間で少し長いですが、私は満足でした。

今回上演にあたり、「人が心地よくみられる時間」を意識して少しカットし、また名前や役職などで何通りもの呼び方をされている場合には統一を図ったそうです。
「今、この場で喜ばれることは重要です。同時に、長く使われる茶碗のような、大きく言えば文化財としての演劇も作って行かなきゃいけない」という意識で演出したと、萬斎はパンフレットの対談で語っています。
成功したんじゃないでしょうか。

ただ、知盛を演ずる役者として萬斎が適当だったかというと、もう少し現代劇に近い人を選んだ方が、良かったのではないだろうか。

武満徹の音楽、結構説明的なんだな、というのが新しい発見でした。
美術(松井るみ)が良かった。

長かったけれど、もう一度見ても良いな。

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by soymedica | 2017-07-26 22:54 | その他の舞台 | Comments(0)
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