神遊 徹底解剖!ワキ方 土蜘蛛

d0226702_1235716.jpg神遊 徹底解剖!ワキ方
2014年10月17日(金)19時より@矢来能楽堂
正面席6500円

鼎談
観世喜正、森常好、福王和幸

仕舞
春栄
 森常好
鷺 福王和幸

独吟
大原御幸 森常好
松虫 福王和幸

ワキの登場音楽 名乗笛・五段次第・真之来序
森常好 福王和幸
笛 一噌隆之、小鼓 観世新九郎、大鼓 柿原弘和、太鼓 観世元伯

半能 土蜘蛛
シテ 観世喜正、ワキ 森常好、ワキツレ 館田善博、森常太郎
笛 一噌隆之、小鼓 観世新九郎、大鼓 柿原弘和、太鼓 観世元伯
後見 遠藤喜久、桑田貴志
地謡 角当直隆、佐久間二郎、永島充


早々切符を買ったものの、仕事の関係で行けないかと諦めていましたが、ちょっと遅れたけれど大丈夫でした。

着いた時には喜正オンステージ、じゃなかった、森常好&福王和幸に喜正がインタビュー中。詳細は充実したパンフレット(100円で買えます)に載っていますが、ワキ方は下掛宝生(シモボーって略すらしい)で全国26名、福王流で16名という少なさ。いつ見てもあの方たちが出ているはずです。

仕舞や独吟、珍しいですよね。実は下掛宝生の謡を習いたいとひそかに思っているのですが、かなり音感が良くないと難しそう。どちらかというと福王流のほうが素人向きみたいだけれど、全国に16人では素人に教えている暇は無いでしょうね。
ところで森常好さんのお話は時々伺ったことがあるのですが、福王和幸さんの話は初めて。バリバリの関西アクセントにびっくり。そしてこれは私の持論なんですが「美男は話が下手」。ま、そういう感じでした。人柄真面目で、面白い話をしようとするのだけれど、無理、という…。お父さんのお話も伺ったことがありますが、これまた真面目。

そして面白かったのが「ワキの登場音楽」。観世元伯の解説で「こういうときはこう」と。これも詳しくはパンフレットに載っているのですが、なるほどなるほど。
そして「真之来序」が終わっての解説。観世元伯が福王和幸に「いつもより歩き方がゆっくりだったでしょ、死ぬかと思った」。ワキ方のテンポに合わせて掛け声をかけるのですね。どっちが主導権を持つのかと不思議に思っていましたがそうだったのか。


そして土蜘蛛の後場。とても楽しく、そして喜正の蜘蛛の巣がとてもフォトジェニックで素敵でした。こういう小さな会では「写真OK」にしても良いのでは?若いファンには受けるのでは(狂言で写真OKの会あったと記憶しています)。
前場が無いと今一つノリ切れない感じで、やっぱり全部観たかった。でも、お囃子の皆さんはノリノリでちょっと微笑ましかった。

年明けの谷行が楽しみです。
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by soymedica | 2014-10-20 12:08 | 能楽 | Comments(0)
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