第16回千五郎狂言会 しびり、居杭、武悪

d0226702_1418375.jpg第16回 千五郎狂言会 
2014年6月19日(木)19時より@国立能楽堂 
正面席 6000円

しびり 茂山鳳仁、茂山千五郎
居杭 茂山竜正、茂山逸平、茂山茂
武悪 茂山千五郎 茂山七五三、茂山正邦


良い番組、良い演者と思うのに、空席があった。やはり東京だと山本、野村家人気には勝てないのかな。

しびり。まあ、学芸会ですけれども、この年齢の子供がこれだけ大きな声で聞きやすいセリフを言うというのは鍛錬のたまものだと思います。最初の一声で見所のハートをわしづかみ。最後の最後でセリフを間違えて後のお父さんの方を振り返ったのも見所を喜ばせましたね。ふふふ。


居杭。この年齢になってくると、自分がやっていることに自覚的になるのだな、と子供の成長がわかる。和泉流と良く似ているけれど、和泉流よりも短いような気がします。
しかし本日もっとも活躍して疲れたのはお父さんでありましょう。


大曲の武悪。前回は山本家で観たと思うのだけれど、こんなにも違うものか。どちらが上手とかいうことではなく、違う。こちらの方が現代演劇に近い表現となっています。千五郎、前回骨折のせいか若干立ちにくそうですが、年を考えると物凄く機敏。七五三、この人良いバイプレーヤーですね。
そして、太郎冠者が武悪を打とうとするときの正邦、千五郎の緊張感。素晴らしかったです。一転して清水寺で出会ってしまうときのこっけいさ。この転換の妙。凄いものを観た、と満足しました。

思わず秋の公演のチケットも買ってしまった。
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by soymedica | 2014-06-21 14:26 | 能楽 | Comments(0)
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