国立能楽堂三月定例公演 鈍太郎 昭君

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国立能楽堂定例公演三月
2014年3月19日(水)18時30分より

狂言 鈍太郎 和泉流
シテ(鈍太郎)三宅右近、アド(下京の女)三宅右矩、(上京の女)三宅近成

能 昭君 観世流
シテ 観世恭秀、ツレ 坂井音晴、子方 武田章志、ワキ 福王和幸、アイ 高澤祐介
笛 森田保美、小鼓 幸正昭、大鼓 國川純、太鼓 観世元伯
後見 武田志房、武田友志
地謡 坂井音重ほか


写真のデザートワゴンと内容はなーんの関係もありません。ただ、綺麗だったので。写真が大きいのは後で何とかせねば。

あまりにこの連休前後、慌ただしく、今や記憶が定かではない…。手短に。

鈍太郎。三年間留守にしている間に本妻も愛人も別の男を作ったか??と思ったのもつかの間、手車に乗ってはやされてホクホク顔の鈍太郎の都合の良いはなし。帰京を告げるのは本妻からでも、長く滞在したいのは愛人の方なのかー。
三宅家はいつも一定以上の舞台を見せてくれます。でも、万作家、萬家のように「それだけを目当てに」という気になかなかならないのはどうしてでしょうね。


昭君。王昭君の話って子供の頃に何処かで聞いた記憶があるし、有名な話かと思っていたら周辺の同年輩は誰も知らなかった。

福王和幸、里人なのに派手な衣装と思ったら、「中国」だからなのかしらん。そしてもみあげの刈り方がやけにテクノカット風なのも気になる。衣装といえば白桃の衣装も素敵。特に背中が。

柳の木の下を掃除に出てきた老夫婦。シテの演技がやけにリアルで、「あまりに苦しゅう候うほどの休まばやと」との所で「心筋梗塞か?狭心症?」と思ってしまった。シテはお年なので、阿古父尉の面と首の感じが見事にマッチ。

後場では美しい昭君の子方登場。危なげのない謡でお稽古がしっかり出来ているのね、と感心。ただ、葛おけが高すぎて、座る時にどうしても脚が開いちゃって女の子っぽく見えないのは、残念でした。

華やかで、(観世恭秀が年寄りなので)心配した後場の單于の舞も生き生きしていて楽しい舞台でした。
それにしても、本日は後見から地謡まで、坂井家と武田家の大活躍でした。


昭君、「能を読む」の二巻にあります。
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by soymedica | 2014-03-23 17:57 | 能楽 | Comments(0)
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