茂山狂言会三代競演 柿山伏 木六駄 右近左近

d0226702_21235014.jpg茂山狂言会三代競演
2014年1月18日(土)13時より@セルリアンタワー能楽堂
中正面席6000円

解説 茂山茂

柿山伏
山伏 茂山竜正、畑主 茂山虎真

木六駄
太郎冠者 茂山千五郎→茂山七五三に変更、主人 茂山童司、茶屋 茂山七五三→茂山正邦に変更、伯父 松本薫

右近左近
右近 茂山正邦、妻 茂山茂


入っていくと「いらっしゃいませ」と茂山鳳仁君の可愛い声。
まず、茂山茂の解説。千五郎骨折のため急きょ配役変更。なんとどちらかの足の腓骨のくるぶし近くと反対の足の脛骨の膝付近を骨折したらしい。階段から落ちたとか。落ちた原因(ふらつくような)が無いのであればよいのですが。
曲のあらすじや見どころなどの解説のあと、「入口で物品販売をしておりますので買ってね、サインしますよ」と売り込むところが茂山家だなー。野村万作家は売っているけれど、売りこまない。東次郎(お家の会には行ったことないけれど)は販売すらしないのではないかな。
ということで本を買って茂にサインしてもらった後(七五三のほうが良かったかな)、ついでに鳳仁くんにサインしてもらったのが写真。鳳雛のサインであります。良く書けました。


あまりに有名な柿山伏ですが、見るのは初めて。平成16年生まれの双子の男の子の舞台。学芸会と言ってしまえばそれまでですが、こうやって家の子は芸を磨いていくのでしょうね。二人とも楽しそうです。新年にふさわしい爽やかな舞台でした。


期待の木六駄。千五郎、七五三の組み合わせで観たくはありましたが、この配役でも大満足でした。寒い中12頭もの牛を追っていく大変さ、峠の茶屋に着いたとき楽しみにしていた酒が無いという落胆。酔っぱらっておどる鶉舞。
七五三の演技を受ける峠の茶屋の主人、正邦が主張せず、そして上手でなかなか良かったのですが、元の配役だとどんな感じになったのでしょうか。
楽しかったー。


右近左近は、右近の妻と舞台には登場しない左近とが浮気をしていて、しかも右近をばかにしている。気の弱い右近はそれを知りつつ妻の力がなくてはどうしようもないというシリアスな設定。最後の右近の幕入が胸を突くようで良かったのですが、お正月にやる曲かいな!?と思っていたら、最後は後見の山下守之が靭猿の付祝言でめでたく〆たのでした。


木六駄の山本家、茂山家、和泉流との違いなどは
狂言三人三様 野村万作の巻 岩波書店
に詳しいです。
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by soymedica | 2014-01-20 21:25 | 能楽 | Comments(0)
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