物語の舞台を歩く 能 大和の世界

d0226702_1055970.jpg物語の舞台を歩く 能 大和の世界 松岡真平 山川出版社

帯に「新しいガイド」とありますが、別にガイドブックではありません。まあ、簡単ながら地図もついているし、奈良の地域ごとに能楽とのかかわりを書いていますから、ご旅行の前、後にゆっくり読んで「なるほど」と思われるのには便利ですが、これを持って歩いてもどこにも辿りつかない感じがする。

まず大和と世阿弥のかかわりを概観したあと、奈良坂、春日野、石上・布留、三輪・初瀬、当麻、越智の各地域と能とのかかわりを解説しています。本の作りが面白くて、見開きの左に本文、右はほぼ全部が写真または横書きの小さめの活字によるコラムです。

どういう読者を意識しているのか、書いてあることは結構マニアックなのに、結構マメにルビが振ってあるのが便利。また、本の作りも簡素なところが好ましい。写真は跡見の横山太郎氏の提供のものも多いみたいです。

ちょっと病気をして出歩けないので尚更面白いです。
お勧めの一冊。
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by soymedica | 2013-09-21 10:09 | 能楽 | Comments(2)
Commented by 感動人 at 2013-09-21 17:58 x
 「ちょっと、病気をして」、と読者として心配な文です。働き過ぎの秋バテでしょうか、いずれにしても、お大事に、ご自愛ください。
Commented by soymedica at 2013-09-22 10:11
暖かいお言葉ありがとうございます。来月あたりには完全に復調できそうです。
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