国立能楽堂4月定例公演 富士松 高野物狂

d0226702_1335725.jpg国立能楽堂4月定例公演 
4月6日(土)13時より 
正面席4800円

和泉流 富士松 
シテ(太郎冠者)野村万作、アド(主)石田幸雄

宝生流 高野物狂 
シテ 渡邉荀之助、子方 和久凛太郎
ワキ 福王和幸、 ワキツレ 村瀬提、村瀬慧
アイ 高山悠樹
笛 一噌庸二、小鼓 成田達志、大鼓 安福建雄
後見 高橋章、武田孝史
地謡 小倉敏克ほか


直面もの、現在もの、女出ず、という地味―な演目なのに何故か西洋人(どう考えても日本語を解するとは思えない面々)がたくさん、と思ったら観光バスのみなさんでした。男性も比較的多い客席、そして満席。

万作と石田幸雄の富士松。奉公人が勝手に旅行にいってしまういつものパターン。で、奉公人が賢いんだ。連歌が出てきてなかな難しい話ですが、そこは国立能楽堂。ちゃんと字幕が出てくるのがうれしい。
それにしてもいつも気になる万作の息の荒さ。肺気腫でもあるのかな。頑張ってほしいけれどお歳ですから…。


高野物狂。宝生流のものは最後に二人とも出家してしまうのがデフォールト。だから子方が僧形。観世流は高師が連れ帰るのがデフォールト、だから子方は派手な着物。2011年4月に国立能楽堂で観世流がもともとの二人とも出家する形の物をやっていて(お家断絶で演技が悪いと言うので江戸時代に台本を変えている)、それの詞章を見てみたら、ほぼ宝生流の詞章と同じでした。その時は子方の装束はどうしたのかな。

前回見たとき、地味な演目なのにとても面白かったので期待していたのですが、ちょっとがっかり。シテがあまりにも地味というか固い。そして地謡もちょっと…。
子方がとてもしっかりして頑張っていただけに(やるぞやるぞ、という表情をしているのが可愛い)、残念でした。
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by soymedica | 2013-04-08 13:37 | 能楽 | Comments(0)
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