銕仙会1月定期公演 翁 老松

d0226702_21103453.jpg銕仙会1月定期公演
1月14日(月)13時30分より@宝生能楽堂
正面席8000円

 
翁 観世銕之丞、千歳 観世淳夫、三番叟 野村扇丞、面箱持 野村虎之介
老松 紅梅殿
シテ 観世銕之丞、前ツレ 観世淳夫、後ツレ 岡田麗史
ワキ 森常好、ワキツレ 館田善博、森常太郎、アイ 山下浩一郎
笛 杉信太朗、小鼓頭取 鵜澤洋太郎、小鼓脇鼓 古賀裕己、田邊恭資
大鼓 亀井忠雄、太鼓 観世元伯
後見 浅見真州 永島忠侈
地謡 山本順之ほか


1月の東京にこんなに雪が降るとは思わなかった。水道橋目指して出発した時点でもう中央線快速は運行していませんでした。
チケット完売のはずなのに、空席がある能楽堂。そりゃそうですよね。

でした。古くは翁は能の一座とは別の役者がやっていた、とか普段は別の仕事をしている人が翁を舞っていたという話を読んだことがありますが、なるほど、本当に「演劇」ではなくて「儀式」を感じさせます。御呪いの世界が繰り広げられたようでした。多くの人をひきつけてやまない理由がなんとなくわかりました。
こういう方が通常の曲よりも初心者や外国人をひきつけるかもしれませんね。

そして引き続き老松。なんともおめでたい曲なのですが、まあこれ一曲だけ見せられたらお家に帰りたくなってしまうのでは。だって「おめでたい」「おめでたい」の連続なのですから。脇能は私にはまだ早かったかもしれない。でも、「井筒」よりは早く好きになれそう。後ツレを観世淳夫とばかり思って見ていたので「ずいぶん短期間に上手になったな」。後でみたらベテランでした。

ネットでチェックしていたら、つぎつぎ各線が「運行中止」「ダイヤ乱れ」に変わっていくのに恐れをなし、ここで失礼してしまった。次は東次郎の昆布柿だったのに、残念。吉野静も観たかったな。

なお、老松は足利義持の大病からの回復を祝って長寿を授けるという目的の作能であったと、天野文雄は書いています。ちょっと長いですが面白かったので、お勧めの解説はこちら:「世阿弥がいた場所 天野文雄 ぺりかん社」
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by soymedica | 2013-01-17 21:12 | 能楽 | Comments(0)
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