観世流研究会能 氷室、長光、俊寛

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研究会能 2012年月20日(水) @観世能楽堂 17時半より

能 氷室 白頭
シテ 岡久廣、 ツレ(前) 下平克宏、(天女)上田公威
ワキ 森常好、アイ 高野和憲
後見 観世清和、寺井栄
笛 杉信太朗、小鼓 観世新九郎、大鼓 柿原弘和、太鼓 観世元伯

狂言 長光
シテ 野村万作、 アド(遠国方のもの)岡聡史、(目代)月崎晴夫

仕舞 
芦雁(キリ)角幸二郎、柏崎(狂)寺井栄、錦木(キリ)関根知孝

能 俊寛 
シテ 山階彌右衛門、ツレ(康頼)武田尚浩、(成経)藤波重彦
ワキ 宝生欣哉、アイ 深田博治
後見 木月孚行、津田和忠
笛 一噌隆之、小鼓 幸清次郎、大鼓 亀井忠雄

附 祝言


ひょんなことから友人に誘われて観世流の研究会に行ってきました。本当は氷室がお目当てだったのですが、さすがに最初からは見られず、着いた時には雪かき(?)をしているところ。
作り物の乗っている台の縁の模様が立浪なのが何となく不思議。

あらすじも勉強していかなかったし、途中からだったのですが、なかなか素敵でした。
シテもツレも、きれいな演技でした。ツレの天女のふくよかさも好ましい。
そして特筆すべきはアイ。雪請いをしたり、雪転ばしをしたり、なかなかの見せ場が多いのですが、これもスッキリ演じていました。
後シテの面は小べシミでしょうか。滑稽な感じで楽しかった。


狂言の長光は途中の筋までは茶壺と同じ。田舎者の刀(長光)を取り上げようとする詐欺師と、仲介に入る目代。ただし、オチは違います。最後に背中に盗んだお宝一式が見えるのが楽しい。


俊寛は見るのは二度目。前回は観世流家元の力の入った舞台だったので、比べるのはかわいそうかもしれませんが、視覚的なダイナミズム(赦免使が来てからの取り乱し方とか、綱が切れる所とか)に若干欠ける感じでした。どこが悪いというわけでもないし、家元の弟として比べるからいけないのかもしれない。でも、この前のこの人の三輪のできからしてももっと行けるはず、と、結構心の中で応援した舞台でした。

祝言は猩々の「つきせぬ宿こそめでたけれ」でした。
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by soymedica | 2012-06-25 08:44 | 能楽 | Comments(0)
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